あなたの目標は何ですか?
この質問で あなたの可能性が見えてきます。
新年度が始まったこの時期
塾では生徒さんと一緒に 個人の目標を設定することが多いんだよね
そんな中から見えてきたことがあったので
今回は記事にしていきます。
3パターンの生徒が存在する
よし!
じゃぁ、1学期の目標を決めようか!
ってなったとき
生徒さんの反応としては 大きく分けて3パターンある。
A:スラスラと具体的に書き始める
目標例「テストまでに課題を必ず3周する」
「通学中に必ず単語帳を開いて毎日5個ずつ英単語を覚える」
B:スラスラと書くが中身が薄っぺらい
目標例「勉強をがんばる」
「テストで良い点を取る」
「テストで80点」
C:手が止まってしまって全く書けない
目標例「・・・」
大体こんな感じだろうか
この反応を見ただけで
今後、どれくらい成績が伸びていくかが分かってしまう。
成績が伸びやすいのは…
まず
一番成績が伸びやすいのは
間違いなくAの生徒だよね
目標を書けと、突然言われて
これだけスラスラと具体的に書けるということは
普段から自分のやるべきことを考えて行動している証拠である。
こういった生徒は
問題に対する解決方法を考える習慣ができており
今後、こちらが少し手を差し伸べてあげるだけで
飛躍的に伸びていく。
そして
次に成績アップが見込めるのは
Cの生徒なんだよね
これは少し意外に思うかもしれない
だって
この生徒さんは
手が止まってしまって
目標を書くことすらできていないからね
テストでいったら0点ということになる。
今までたくさんの生徒さんと接してきた中で
こういった生徒さんは
実は
心の中にちゃんとした目標を秘めていることが多い
だけど
先生との信頼関係が発展途上だったりして
恥ずかしくて
それが上手く表現できずにいたりする。
または
目標がありすぎて
1つにまとめれなかったり
それを上手く言葉にすることができていないだけだったりする。
こういった生徒は
こちらが上手く誘導してあげることで
やるべきことがしっかりと見えてきて
メキメキと力をつけていくことが多い。
そして、対照的に
一番厄介なのはBの生徒である。
「勉強をがんばる」
こういった目標は
達成できたのかどうか判断するのが難しい
個人のさじ加減である。
「テストで良い点数を取る」
良い点数というのは人によって基準は違うし
これも判断は難しい。
こういった曖昧な目標を書いてしまう生徒は
いろんなことに逃げ道を作ってしまう傾向があり
自分に甘えてしまうところがある。
また、目標を本気で考えようとせず
目的なくふらふらと勉強という作業をこなすだけになってしまう。
「テストで80点」
これは具体的な点数設定もできていて
一見、良い目標のような気がする。
しかし
80点を取るためにはどうすれば良いと思う?
と、具体的に質問してみると
残念ながら
良い返答が返ってこない場合が多い。
目標と言えばっていう
定型文のようなものを持っていて
何も考えずに書いていることが多いのである。
この生徒も明確な目標を持っているとはいいがたい。
どうやったらAのような生徒になれるのか
大人が一緒に考える時間を作ることが大切。
どうしても大人は子どもに対して
怒りに身を任せて
ダメだという結論ばかりを投げつけてしまいがちです。
結論だけを押し付けられて育った子どもは
勉強をやらないといけないという結論はわかる
でも
なぜやらないといけないのか
どうやってやったらいいのか を考えられなくなってしまいます。
何か問題が起きたら
なんでこんな問題が起きたのかな?
次にこうならないためにはどうしたら良いかな?
と、子どもと一緒に考えるようにしましょう。
私の娘はまだ1歳に満たない幼い子どもですが
今後大きくなってきたら
一緒に悩んで、考える時間というのは大切にしたいなーと思う今日この頃です(^^;
子どもを学習塾に通わせたいとお考えの方は
こちらの記事もご参考ください。
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