今回は副業とは関係なく
本業の学習塾のことについて、お話していきます。
タイトル通り
私は生徒の皆さんに
夏期講習会をおすすめしません!!
と、言うと少し大袈裟な言い方になってしまうかもしれません(^^;
夏期講習会から入塾するという方法をおすすめしません。
と言った方が正しいでしょうか。
なぜ夏期講習会からの入塾をおすすめしないのか
塾講師が現場の目線でお伝えいたします。
そもそも
なぜ私が「夏期講習会からの入塾をおすすめしない」なんてことを言いだすのか。
1年間の中で最も入塾生が多いのが夏期講習会のタイミングです。
毎年、このタイミングで入塾してくれる生徒さんを見ていて
もったいない…と思うことが多いからなのです。
なぜ夏期講習会から入塾する人が多い?
お得だから!
多くの塾が新しい生徒獲得のために、夏にはたくさんのキャンペーンをやっています。
夏期講習会0円キャンペーン
今なら〇〇をプレゼント!! など
通塾を検討している人にとっては、このタイミングで入塾すると金銭的に得をすることが多いのです。
部活引退のタイミング
夏は中3生や高3生にとっては、ちょうど部活動を引退したタイミングになります。
その為、受験モードに切り替えるために入塾する人が増えます。
通知表、保護者面談でキツく言われる…
新学年になっての初めての通知表をもらうのが7月です。
この夏が勝負だ!しっかりと勉強しないとついていけなくなる!と
学校の先生は、生徒さんと保護者さんに少々キツめのアドバイスをされます。
でも、何をどう勉強すれば良いの?っていう核心的なことは言ってくれなかったりします。
そういうわけで、このタイミングで塾にアドバイスを求めに来られる方もいます。
多くの先生方はしっかりと勉強法までアドバイスされているとは思いますが
生徒さんが学校の先生の話に聞き耳を持っていないことが多いです(^^;
なぜ夏期講習会をおすすめしない?
成績を伸ばす為には、講師が生徒の状況をしっかりと把握し
一人一人に合わせた的確な指導を提供することが必要不可欠です。
そのため、塾での成果を最大限に引き出すためには
お子様の性格や学習状況をしっかりと塾側に把握してもらうことが大切です。
夏期講習会はめちゃくちゃ忙しい…
夏期講習会の時期は、新入会の生徒さんが増えます。
この時期、塾講師はめちゃくちゃ忙しいです…
1日中、授業をしており
休憩もなく10時間くらいぶっ続けで授業をしていることもあります。
一人一人に合わせた最適な授業を提供しにくい
こんな状況下では、新しく入ってきた生徒さんに対して
個人の性格や学習状況をしっかりと把握し
100点満点の授業を提供するのは難しくなってしまいます。
もちろん、それでも満足していただけるように授業をするのが
私たちのお仕事ではありますが
後から生徒さんの性格などが詳しくわかってきて
もっと良い授業が提供できなーって後悔することもあります。
つまり
夏期講習会という超多忙期に入会することは
お子様の性格や学習状況をしっかりと把握してもらうためには
最適な時期とは言えません。
いつ入塾すればよい?
5月~6月がおすすめ
この時期は、入塾の動きも落ち着いており
入塾生に対して、しっかりと対応する時間を作ることができます。
その為、生徒さんの性格や学習状況を把握しやすくなります。
また
5月は中間テスト
6月は期末テストがあり
塾での成果を発揮する機会がすぐにあり
モチベーションや目標を立てやすい時期でもあります。
この時期に生徒さんと講師の信頼関係をしっかりと構築することで
夏休みに最適な学習プランを提供することができるようになります。
夏期講習会から入塾するのではなく
少し早めの5~6月に入塾するだけで
夏休みの学習効果は大きく異なってきます。
まとめ
金銭的にお得な面もありますが
夏期講習会から入会することは
最短で成績を上げようと思った場合に、最適なタイミングとは言えません。
塾に通い始めるタイミングに
早すぎるということはありませんので
思い立ったときが、それぞれのタイミングで良いと思います。
が、夏期講習会から始めればいいやと
入塾するタイミングを先延ばしにされている方は
今回の記事を参考に、今後の通塾のご検討材料にしていただければ幸いです^^
たくさんの生徒さんを見てきた中で
この少しのタイミングの違いで
成績が大きく伸びていく人がたくさんいます。
塾での効果を最大限の引き出したい方は
入塾のタイミングをしっかりと考えてみてはいかがでしょうか。
ウチは塾に通わせる余裕なんてない…という声を聞くことがあります。
子どもは無限の可能性を秘めています。
その可能性をお金の問題で摘んでしまうのは非常に悲しいことです。
そんな方はこちらの記事もご参考ください。
お子様の習い事費用の問題を解決する手助けになるかもしれません^^
子どもの成績アップのためには
まずは親が頑張る姿を見せることが大事かもしれませんね。
私も子どもが大きくなったときには
子どもの望む道へしっかりと導いてやれるようにならなくては。
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